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一般的には、ブラウザは世界中のWEBサイトを見るためのアプリケーションだ。だからWEBブラウザとも呼ばれる。

しかし昨今、技術の進歩によりブラウザはただネットサーフィンをするだけのアプリケーションでは無くなってきている。
具体例を一つ挙げるとするなら、Googleが提供するGoogleドライブは、一昔前まではブラウザでは行わないような文章作成、表計算、プレゼンテーションに使用するファイルの編集を実現している。

それらのファイルはダウンロードして、互換性の相違はあれどMicrosoft製のワードエクセル、パワーポイントで編集することも可能だ。

ブラウザをネットサーフィンをする為のものだと思っていた人は初めてGoogleドライブの革新的な機能の数々を試した後、先程触ったものは一体何だったんだろう?と感じてしまうかもしれない。

WEBサイトは、すでにそれ自身が独立したアプリケーションとして違和感なく私たちの生活に浸透してきている。

因みにGoogleが開発したブラウザであるGoogleChromeには、Webサイトを単体のアプリのようにデスクトップやタスクバーに固定する機能がある。この機能を使うと、アドレスバーもメニューもブックマークも表示されなくなり、WEBサイトのみのウィンドウが立ち上がるため、本当に今触っているものがブラウザである事を忘れてしまうほどだ。
さらにスマートフォンを触っているとYOUTUBEやFACEBOOKなどのWEBサイトがアプリの一つとして存在しているのも分かる。

アプリの母体となるプログラム。
それが、ブラウザのもう一つの姿となっている。

本来「ブラウズする」とは、閲覧するという意味の言葉だった筈だ。
離れたところにあるはずのものが、手元で閲覧出来る。そして、今や閲覧だけではなく自由にその内容を、難しい知識を必要とせず発信出来る。

WEBの向こう側にいる人々と、大袈裟ではあるが共同体となれる。

さて、その一方でWEBから離れたところにあるブラウザがある事にももう少し着目してみよう。

私たちは、パソコンやタブレット、スマートフォンに存在するファイルやフォルダを管理するためのファイルブラウザというものを普段使っている。

Windowsならそれはエクスプローラーで、MACならファインダーだ。
スマートフォンやiPhone、タブレットなどにもファイルブラウザは存在する。

さらに、WEBブラウザ同様に、標準とは異なるファイルブラウザもあり、これらを上手に使うと作業効率はグンと上がる。
これがファイルを見るためのファイルブラウザで、閲覧する対象が画像ならイメージファイルブラウザ等と呼ぶ場合もある。

まとめるとブラウザは
「何かを閲覧するためのソフト(閲覧する対象によって、呼び名は様々)」
と定義づけるのが適当だろう。

しかし、WEBに関してだけはネットサーフィンのように閲覧すること「だけ」が使用目的ではない。
前述のようにブラウザというアプリが更に進化して、WEBを謳歌するために変遷したものが昨今の「ブラウザ」と呼ばれるものだろう。